英会話講師が本気で英検1級を取るまでのシリーズ_前書き

英検1級チャレンジ

写真はメルボルンの図書館

〜チャレンジブログの始まり〜

チャレンジブログが完結したら、同じようにチャレンジブログを書いてくれる人を募り、それを束ねて本にするという次なる野望があります。

<以下、本出版のための前書き >

英検一級を受けた理由は(多分)病気だからです。

僕はずっと長い間(多分)病気だ。

中学二年生、三年生の頃、こんな風に思った。

「偉い政治家も、お医者さんも英語のテストはできたけど、

ちゃんと勉強しても話せるようになる人はいない、もし、

僕が日本人のための英会話の上達方法を見つけることができたら、天下取れるな!」と。

中学二年生、三年生の頃に、このように、人ができないことができるようになる

イタイ妄想に明け暮れるような人のことを「思春期あるある」の「中二病」と言うらしい。

今振り返ってみて、僕は「中二病」だった。

そうなるにはそれ相応の理由がある。

「日本人にそこまで英語力が必要ない」「ほとんど文章のやり取りで解決できる」「読み書きを優先すれば、会話は後でも上達できる」「学生時代は読み書きを重視した方が良い」などなど。

そうなるべくしてなっていることや大人の事情が、「中二病者」には分からないのだ。

 

ただ、現実に、読む・書く・聞く・話すの「話す」部分に関しては、

まだ英語教育の中で「教授法」として確たる上達方法が万人向けに実証されていない。

 

万人向けに実証されていないから、学校教育の中で「会話」が完結せず

「英会話教室」が巷に存在するのだ。

それから今に至るまで30年間は「中二病」続いていて、日本人がなぜ、高等教育を受けても

英語が話せないのか、調べまくった。

調べているうちに、日本人に英語をマスターされると日本の統治政策を行ったGHQ的に良くないという陰謀論さえあった

もっと科学的に体系的に万人向けに解決する方法を見つけた。

ヒントは「音」にあった。

話せるようにするための「音」の語学、

「おんごがく」という名前の英会話教室を開き、今年で12年になる。

「おんごがく」を確立してから、ありがたいことに「外国人と話せるようになった!」「聞こえるようになった!」「英語に対する恐怖心がなくなった!」などというお声を頂いている。

ここで僕は思い上がってしまった。

「やっぱり自分の思った通りだ!」と。

僕の「中二病」が加速的にひどくなった!!

しかし!!!ここで「中二病」と対峙する機会が生まれた

学校教育側からも、初対面の人からも英語力で納得できる資格が必要だと思った。

偉い政治家も、お医者さんもこなしてきたお勉強の「英検」を取ろう、

しかも「一級!!!」と思った。

「現実に向き合うために」英検一級に挑戦したのだ。

正直、長い間、(中二病を患っていたため)学校教育側より自分の方が研究が進んでいるとさえ思っていたので、普通の英語の勉強に苦戦した。「これ・・・やっている意味が分からん、気持ちが入らない・・・」と何度となく思い挫折しそうになった。

このブログは、自分自身の「中二病」と対峙し、この病気を完治させるための8年間の記録とも言える。

英検一級に合格して、この前書きを書いている今43歳の僕も14,15歳の頃と変わらず

「中二病」のままかもしれない。

多分「日本人のための英会話の上達方法を見つけることで天下を取る」までチャレンジは終わらないだろう。

これを読んでいる皆さんの中ひょっとしたら「中二病」時代があったかもしれない。そんな人にこそ、このチャレンジブログを読んで欲しい。

そしてチャレンジブログを一緒にやってくれる人を集め、

相互リンクしてもらい、

チャレンジブログに関わる人、その周りの人の人生がちょっと良くなることも期待しています。

 

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